リバートレッキングとは?やんばるを楽しむために知っておくことや必要な装備について

 

近年注目が高まり世界遺産登録も視野に入れている沖縄本島北部地域「通称:やんばる」。

豊かな自然と生態系に恵まれ、数多くの固有種を見ることが出来るこのフィールドを楽しむ方法として認知されてきているアウトドアスポーツがリバートレッキングやシャワークライミングです。このブログではそんなリバートレッキング・シャワークライミングとは何か、そして楽しむために必要な道具・装備について説明しようと思います。

 

リバートレッキング・シャワークライミングとは?


沢登りと呼ばれることもありますがリバートレッキングとは川を遡行(流れに逆らって進むこと)して楽しむアウトドアスポーツで、奥に存在する滝を目指していくのが一般的なツアーです。歩くだけでなく途中にある滝を登ったりする要素が含まれるとシャワークライミングと呼び方が変わります。

キャニオニングと呼ばれるスポーツがありますが、こちらは渓谷を下ることを指し、渓谷もなく同等の水量がある河川がない沖縄で出来る場所は少ないです。(飛び込み程度であれば各コースで可能です)

リバートレッキングの風景
シャワークライミングの風景

 

 

やんばるは危険もいっぱいのフィールド


<携帯の電波が入りづらい>

先ほどやんばるの素晴らしさについてふれましたが、手つかずの自然が残っている=携帯の電波は入りにくいということを知っておいてください。アウトドアスポーツを行う上で危険はつきものですが現在のやんばるは緊急時に連絡が取れない(取りづらい)フィールドであり、取れたとしても救助隊や救急隊が来るまでに時間がかかるフィールドです。

HABU ASOBIでは救急部隊がすぐに来ない場所=僻地でも冷静な対応が出来るよう、ガイドにWMA(ウィルダネスメディカルアソシエイション)の野外救急法の受講を義務づけており万が一の事態にも対処できるようトレーニングを行っております。

 

<増水のスピードが速い>

 

沖縄の河川は流域面積が小さく、長さも長くありません。しかしながら各河川に複数の小さな支流が纏まっており、このような場所は増水のスピードが速い傾向があります。加えて沖縄の気候ならではのスコールのような大雨が局所的に降ることもあり、過去には川に取り残され、救助活動が行われた事故も発生しています。私自身も急な大雨によりツアーを中止にすることが何度もあり、救助活動に行った経験もあります。

 

<苔が濃く滑りやすい>

高温多湿の気候や緩やかな川の流れのため、苔の育成状況が良く、場所によってはとても綺麗な景色を見ることができます。ただ本土の河川よりも岩肌が滑りやすく、サンダルはもちろん運動靴やマリンシューズもNG、沢登り用の靴でもラバーソール(ゴム底)であれば対応しきれない場合があり、HABU ASOBIでは専用のフェルトシューズを無料でレンタルしています。

 

このようにやんばるは素晴らしいフィールドであると同時にたくさんの危険要素を持っているフィールドです。その為ガイドは常に上記のことを念頭に置き、必要な資格・講習を受け、お客様の安全第一でガイディングを行います。

 

 

必要な装備・道具


やんばるで遊ぶ上で最も大事な道具はライフジャケットとフェルトシューズです。この2点に関してはHABUASOBIでもツアー参加者全員に着用を義務づけております。

 

<ライフジャケット>

皆さんご存じのライフジャケット。最近では一般の方でもしっかりと付けてくれています。足の届かない場所で体を浮かせてくれ、万が一転倒した場合のクッションにもなってくれます。

 

<フェルトシューズ>

苔場で威力を発揮する靴底にフェルトが張り付けてあるシューズです。アッパーはウェット素材になっており冷たい水から足先を守る役目も担っています。

沖縄ではマリンツアーをする傍らでやんばるツアーを行っている場合があり、そういったショップでは滑りやすいマリンシューズをレンタルしている場合があります。HABU ASOBIではお客様の安全を考え必ずフェルトシューズを着用して頂きます。

(18㎝以下のサイズがないためお子様の場合のみフェルト以外のシューズで対応させて頂く場合がございます)

 

その他にもコースによってウェットスーツやヘルメット、シャワークライミングでは加えてハーネスやカラビナ、ディセンダーなどなど必要な装備は全てこちらでご用意し、無料でレンタルしています。

 

お客様が安心して遊べるようしっかりと準備をしてお待ちしております!

HABU ASOBI代表 羽生