シャワークライミング特集
シャワークライミングってなに?どんなことが出来るの?キャニオニングとの違いは?
沖縄でのシャワークライミングの楽しみ方や、たくさんある疑問にガイドがお応えします。
シャワークライミング=沢登り
シャワークライミングとは川を下流から上流に向かって歩くアクティビティーのことを指します。
日本に昔からある登山スタイルである「沢登り」と同じです。登山で有名なヨーロッパや北米には沢登りの文化はあまりなく、日本独特のアクティビティーともいうことが出来ます。
クライミングと聞くと敬遠する人も多いため、クライミング要素のない沢登りをリバートレッキングと言うこともあります。しかしながら川を下流から上流に向かって歩くという前提は変わりません。
キャニオニングとは違う
近年人気のアクティビティーとなりつつあるキャニオニングとシャワークライミングは根本的に違います。なぜならキャニオニングは渓谷を上流から下流に向かって進むからです。
ちなみに沖縄には渓谷と呼ばれる水が岩を削ってできたような谷はありません。
そのため、行き=シャワークライミング、帰り=キャニオニング、と称しています。
ただ本土で一般的に知られているキャニオニングと比べると見劣りするため、HABU ASOBIではキャニオニングという言葉を使っておりません。
どんなことが出来る?
シャワークライミングといえば、やはり水をシャワーのように浴びながら滝を登ることが醍醐味です。滝の高さは数mから数十mとレベルによって変化しますが、体験ツアーでは万が一落下したとしても怪我をする可能性が低い高さや、滝の下が「釜」と呼ばれ水深があり、落ちても「ドボン」となるような場所で行います。
もちろんそれだけではなく、ゆっくり歩いて楽しむことも、キャニオニングのように飛びこんだりして楽しむこともできますが、この辺りはコースや目的によって様々です。
HABU ASOBIのツアーでは滝登りはもちろん、全国のキャニオニングツアーでも珍しいロープで崖を降りるラぺリング体験や、滝の上から滝壺まで張られたロープを滑り降りるジップライン体験などもあわせて楽しむことが出来ます。
必要な装備は?
コースのレベルにもよりますが最低限ヘルメットとライフジャケット、沢登り用のソールがフェルトになったシューズが必要です。体温の低下、肌の露出を抑えるためにウェットスーツを着用する場合もあり、クライミング要素が入るのであればハーネスなども必要になります。
体験ツアーで参加するためにわざわざ購入する必要はなく、ほとんどのショップでレンタル装備を用意していますが、ショップによってはゴム底の滑りやすいシューズであったり、自転車用や工事現場用のヘルメットをレンタルする質の低いショップもあるので注意が必要です。
HABU ASOBIではヘルメット、ライフジャケット、ウェットスーツ、フェルトシューズ、ハーネス、手袋とツアーに必要な装備は全て各サイズ準備しています。すべての装備が日本中、世界中で信頼を得ており、また渡されたときに嬉しくなるくらい綺麗な状態な物をご用意しています。
ガイドは必要?
そのコースのどの地点にいても、急な天候の変化に対して迅速な判断と行動が出来、誰かが怪我をしてもお互いが助け合うことできるパーティーであればガイドは必要ないでしょう。
でもそうでなければガイドツアーをおすすめします。
HABU ASOBIのガイドは国内外でのガイド経験があり、野外災害救急法と呼ばれる世界標準の技術のプロフェッショナル資格を有しています。
ガイドはお客様の命を預かるとても責任ある仕事ですが、日本ではアウトドアガイド業に対して国家資格というものがありません。(明日からガイドします!といえば出来てしまう状態)
その為、ガイドするフィールドに合わせた知識・技術をガイド自らが選び取得する必要がありますが、沖縄では特にそういった資格の取得率が低く、経験だけに任せたガイドが多く存在します。
またOTA(オンライン・トラベル・エージェンシー)のようなたくさんのショップとツアーを掲載しているサイトがありますが、掲載にあたってガイドの資格やツアーの内容を確認しない会社がほとんどです。大きな会社のサイトに載っている=安心できるショップではないので注意してください。
口コミなども売買・強制があり信頼性に欠けるものが多く存在します。
ここ数年、ガイドツアーでの死亡事故が増えています。命を預けるショップ選びには特に慎重になってください。