お店の安全対策について
衣食住がしっかりしていないと幸せを感じられないように、安全がしっかりしていなければ楽しさを感じることはできません。
今現在、日本ではアウトドアガイドに定められた資格は一つもありません。県や自治体で独自のルールを作っている場合もありますが、その多くはフィールドをよく知る人間からすれば十分な条件とは言えません。この現状が変わるにはまだまだ時間がかかります。そのため、ショップが独自でしっかりと安全対策を行うこと、お客様自身が安全なショップを選ぶ目を身に付けること、この2つがアウトドアを楽しむために必要となります。
そもそも何のための安全対策?
事故が起きる。ケガをする。物が壊れる・なくなる。安全対策を怠ったアウトドアツアーではこの様な事が起こりますが、もしあなたの身にこのような出来事が起きたらどうですか?
きっと楽しくはないですよね。楽しくないどころか一生後悔することになるかもしれません。
だからこそ、私たちアウトドアガイドはお客様の大切な命・時間を預かり、楽しい時間を過ごしてもらうために安全対策をしなければいけません。HABU ASOBIはその責任としっかりと向き合い、お客様を安全にフィールドへご案内するために以下の3つのこだわりがあります。
①野外救急法資格
私たちが皆様をご案内するフィールドは、普段人が足を踏み入れないような場所です。だからこそ価値があるのですが、もし事故や怪我が起きた時、そこに救急車はすぐに来てくれるでしょうか?答えはノーです。都市部であれば10分以内で来てくれる救急車も野外では数時間~数日かかります。この数時間というのは怪我を負った人間が最悪死んでしまうには十分な時間です。よってこの数時間~数日のという間、適切な処置と管理をしなければいけません。
さて、三角巾の巻き方とCPR(心肺蘇生法)を練習し、10分後に救急車が来るのでそれまで頑張ってくださいと教える一般的な救急法の資格はアウトドアガイドにとって十分でしょうか?
北米やヨーロッパではこの事実を大昔から認識しているためアウトドアガイドに対して数時間~数日の間、過酷な自然環境や限られた医療資材の中でも傷病者の処置・管理が出来るよう設計された野外救急法の資格が義務付けられています。日本でも北海道や長野県では認定ガイド制度の必要資格となっています。HABU ASOBIでも引率ガイドは野外救急法資格もしくは医療系の資格を持つことを必須としています。
またオーナーの羽生は世界31か国で採用されている野外救急法団体Wilderness Medical Associates Internationalの公認インストラクターも務めており、全国のアウトドアガイド・愛好家向けに講習を行っています。
TOMOYA HABU / 羽生知矢
・HABU ASOBI代表兼オーナーガイド
・Wilderness Medical Associates International 公認インストラクター
・Wilderness First Responder / 野外救急法プロフェッショナル資格
・沖縄県カヤック・カヌー協会公認ガイド
<経歴>
・カヤックガイド(沖縄県・西表島)
・登山ガイド(スイス・グリンデルワルド、ツェルマット)
・ダイビングガイド(沖縄本島)
②適切なガイドレシオ
ガイドレシオとはガイド1名に対してのお客様の比率。難しいルートやアクティビティーであればあるほどお客様の人数へ減っていきます。
このガイドレシオは利益だけを求めるショップが一番蔑ろにする数字です。安い料金のツアーに申し込んだら、他の参加者がいっぱい・・・なんて経験ありませんか?
HABU ASOBIではツアーそれぞれに、ガイドスキル、アクティビティー難易度、お客様の経験を踏まえた適切なガイドレシオを設定しています。
<ガイド1名に対し>
・リバートレッキング=8名
・シャワークライミング=6名
・シーカヤック=6名
③レンタル装備
◆気持ちよく使える
ウェットスーツやヘルメットをはじめ、定期的な入れ替えを行うことでいつも綺麗な状態を保っています。「今まで利用したお店の中で1番綺麗」と言われることが多いHABU ASOBIの自慢のポイントです。
◆正しい装備
沖縄には工事用ヘルメット、古いライフジャケット、穴の開いたウェットスーツをお客様へ渡すショップが少なからずいます。アクティビティーに合っており、且つ満足した機能を持つ正しい装備をお渡しすることを心がけています。
Information
☎ 080-8471-8794
✉ info@habuasobi.com
〒 沖縄県国頭郡恩納村字真栄田2557-1(事務所)